小林邦二 画業75年 究極の自選展
2007.4.1(日)〜5.6(日) 作品集 2,000円はこちらから

 大正5年、北国街道田中宿の「さうとめや(五月女屋)」に生まれ、16歳で画家を志し上京、阿以田治修に師事しました。まもなく91歳を迎える現在に至るまで、絵の道一筋に続けてまいりました。現在は、板橋区立美術館で「欅会」の指導を続けています。
 画業75年のこの間、父亀太郎、兄啓三、弟正伴、妹晴子、そして妻夏子は、私の絵のもっともよき理解者であり、後援者でもありました。敬愛する画友に牛島憲之氏、須田寿氏、沓掛利通氏、池田輝氏や友人の芥川賞作家 八木義徳氏がおりますが、いずれも物故となりました。さびしい限りですが、この企画展を聞き、さぞ喜んでくれていると思います。

 自由美術協会、創元会、主体美術協会などの画壇に属し、著名な作家とも交遊があった小林邦二ですが、自由を求め無所属となり、91歳の現在まで画業に励んでいます。青年期の作品からは、画家として生きようとする氏の情熱と憧れを感じ取ることができます。いつまでも青年画学生のような純粋な心をもってキャンバスに向かう… 無名ではあるが、素晴らしき芸術家であることは間違いない。

地方作家、無名作家と侮ることなかれ!