忘れてはいけない人がいる 私たちの山本鼎展 2007.11.3(土)〜12.16(日)


早春 油彩、キャンバス 45.0×53.3 個人蔵
   見どころいっぱい!
・個人所蔵未公開作品が多数
・昭和初期児童自由画の考察
・初期農民美術作品と現代作品

開催中のイベント

11/18(日)13:00〜15:00
「 鼎談 山本鼎を語る」
出演:窪島誠一郎(信濃デッサン館)
   藤城優子(上田市山本鼎記念館)
   梅野 隆(当館館長)

11/24(土)10:00〜16:00
「鑑賞教育研修会」(申込者のみ)

11/25(日)15:00開演
第5回 私の愛する一曲コンサート
演奏:上原ひろ子、宮澤等、原美登里

12/2(日),8(土)10:00
ハンドバッグに入るMy手鏡を作ろう


個人所蔵の山本鼎作品 約70点を展示 未公開作品も多数あり

上田市立神川小学校に残る昭和初期の児童自由画の考察

山本鼎が帰朝の際に持ち帰ったロシア農民美術、初期農民美術作品から現代作家作品


 山本鼎はその画業に加え、児童の絵画を手本写しから解放し各自の創造を奨める自由画運動、農民に美術工芸への道を拓き経済的活路をも示した農民美術建業、など二大運動をこの地方から発祥させた傑人である。
 その功績は故・小崎軍司氏はじめ多くの研究者により明らかであり、顕彰の館として上田市には山本鼎記念館もあるので、当館が今さら述べるまでもない。
 しかし、21世紀を迎えた今日、山本鼎はどれほどの人に理解されているのであろうか。地域における評価や知名度は時代の流れとともに忘却されてしまうのではないかとの危惧を抱くのは、他でもない山本鼎作品を所蔵するコレクターや美術教育OB、そして農民美術作家ら地元の方々である。
 今回の展覧会は、こういった方々の熱意と協力、よびかけによって集まった個人所蔵の山本鼎作品約70点に加え、上田市立神川小学校に保存されている昭和初期の自由画の考察と、現代農民美術作品をはじめ、山本鼎が帰朝の際に持ち帰ったとされるロシアの農民美術作品にまで遡って展示し、改めて山本鼎の画業の秀逸さを知るとともに、山本鼎の概要についてお伝えするものである。

協力:上田市山本鼎記念館、上田市立神川小学校、東御市和記念館、長野県農民美術連合会、やまなみ芸術教育の会
   県内外の個人所蔵者の皆様